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知的財産権シリーズ。知的財産権とは。

ChatGPTやGeminiの台頭など、テクノロジーの進歩が著しい昨今、コンプライアンスの重要性も一層高まっている気がします。


この記事では、特許権、著作権、商標権など、知的財産権の全体像について体系的に整理し、短時間でご紹介したいと思います。


なお、この記事はYouTubeで公開している動画版のダイジェストになっています。


【知的財産権とは何か】

知的財産権とは何か

知的財産について調べたところ、「知的財産基本法」という法律でその定義と権利が定められていました。


あくまでも、その目的が「経済社会を豊かにする」という部分が個人的には印象的でした。


法律があるということは違反した場合の罰則があるので、「他人の権利を侵害しないように知的財産を活用しない」という消極的な発想ではなく、「ルールを理解した上で他人の知的財産を上手く活用する」という積極的な発想が、目的を達成するためには重要になりそうだと気づきました。


【知的財産と知的財産権の全体像】

知的財産と知的財産権の全体像

知的財産基本法によると、知的財産は10個程度に分解して定義されていました。

また、それぞれの知的財産と対応する知的財産権の種類は、別の法律で定められていました。


特に、「商号」は商標法で定められていると思い、勘違いしながら調べていましたが、実は商標法ではなく、会社法や商法で定められているということが個人的には大発見でした。


これを整理していて、ようやく特許権や商標権、著作権、意匠権などの枠組みが自分の頭の中で繋がりました。


【知的財産の定義】

知的財産の定義

各知的財産の定義は関連する法律に明記されていました。


苦労したところは各知的財産の具体例のイメージと、それぞれの知的財産の違いに関する理解です。


それらについて、いまだに理解しきれていませんが、ここがまさに専門家(弁護士、弁理士など)に頼る領域になりそうです。


【なぜ知的財産権があるのか】

なぜ知的財産権があるのか

冒頭、知的財産基本法の目的が「経済社会を豊かにすること」だとお伝えしました。

厳密にはもっと詳しくその目的が定義されていましたが、それを噛み砕くと、世の中にある知的財産を保護しながら活用していくことで、「文化の発展」と「産業の発展」に貢献することだと私なりに理解しました。

それをイメージして図示したのが上記のスライドです。


以上で、YouTubeコンテンツ「【たった10分!】知的財産の全体像|知的財産編①」に関するダイジェストは終わりです。


最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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About

​戸松 拓也 (Tomatsu Takuya)

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1993年生まれ 岐阜県出身 ブログ初心者

防衛省で約5年、IT/コンサルティング業界で約2年の勤務を経て、現在はフリーランスとして活動中。

コンサルティング業界では主にBIツールの導入、基幹システム刷新プロジェクトのPMOを経験。

マーケティング、生成AIの活用についてお勉強中✏️

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